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ダイニングテーブルに向か合わせに座る。

明日いよいよ引っ越しとあって、家の中は段ボールまみれだった。

唐揚げを上げた皿も紙皿だし、油が入った鍋くらいしか残っていない。

「相葉さん本当に唐揚げ好きだよねぇ」

割り箸でタワーになった唐揚げを突っついて上目遣いに俺を見つめてくる。

俺はさっきの悪戯の後遺症がまだ治らず、その目を見つめ返した。

「んふふ…物欲しそうな顔も悪くないなぁ」

二宮さんはニヤニヤ笑いながら、割り箸をチンしたご飯のパックの上に置いた。

『食べないんですか?』

ちょっとムッとしながら呟いたら、目の前に座っていた二宮さんが机の下に消える。

『え?!何してんですか?!』

そう言いながら机の下を覗こうとしたら、足の間から二宮さんがひょっこり顔を出した。

『二宮さん…遊んでないで…食べないんですか?』

「食べるよ…」

不敵な笑みを浮かべたかと思ったら、俺のスウェットのウエスト部分をグイと引っ張った。

『ちょっ!あっ…くぅ…はぁっ…にの…みやさんっ!』

「はへてる」

『咥えたままっ!喋んないっでっ!下さいっ!うっ』

ぢゅぷ ちゅぷっと唾液たっぷりの口内に出たり入ったりする熱を見下ろし、熱い吐息が漏れる。

ソッと両方の頰を手で包み、髪を撫で、耳に掛けてみる。

『二宮…さんっ…ヤバい…出ちゃいますっ…』

俺の荒い息遣いに、満足そうな彼の意地悪な微笑みが見える。

『くそっ…マジ…出すよ』

俺は髪に指を埋めて彼の頭をグッと押さえつけた。

喉奥が締まって熱に絡みつく。

『ハッ…あんた、コレ好きだよな…上顎擦れて気持ち良い?…ハァッ…くっ…イクっ!!』

涙目で、口の.端から涎.を滴らせながら咥え.込む二宮さんのエ.ロ過ぎる顔が簡単に理性を奪って行く。

ゴクンと喉が揺れる。

『こぼさず飲めましたね…ご褒美あげないと』

ニヤリと笑うと、あなたはテーブルの下から這い上がって、俺の膝に.跨った。

投稿者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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