~Aiba episode~

ジーンズのポケットから携帯を出した

「松本さ~ん…酒飲もうよ」

車のハンドルに額を押し付けたままふざけた調子で誘う

『相葉くん…泣いてんの?』

「クフフ潤くん、俺…告白する前に振られちゃったみたい」

電話越しの松潤はクスクス笑いながら

めんどくせ~なぁ~って言った。

本当、俺めんどくさいわ 

約束は俺の家 来てくれた松潤

宅飲みで、こうなったら潰れるまで呑んでやるって帰り道大量に酒を買い込んだんだ。

事の成り行きを粗方話終わったら、今度は逆に質問攻めにあった。

どうしてニノは相葉くんにキスしてきたの?

とか

どうして相葉くんが何度もキスしたのにニノは抵抗しなかったの。

とか

どうして?どうして?って。

ニノからのキスは酔っ払って悪ふざけをされたんだと。

俺からのは…もちろん好きだからだけど、ヤキモチが先行して、ニノには何も伝えてない。…バカか俺は。

ニノはきっと悪ふざけを仕返しされたくらいに思ったに違いない。

きっと…。

松潤がまたクスクス笑う。 

『相葉くんてさ、実は頭良い人だと思ってたんだけど、やっぱりおバカさんだよな』

「え?何でそうなんの?」

『まぁ、俺からしたらニノも相当鈍いんだって分かったけど』

手にしていたビールを煽って俺は松潤に言った

「俺を悪く言うのは構わないけど、ニノを悪く言うのは許さないよ」

すっかり酔っ払って目が座ってる俺を彫りの深い瞳でジッと見つめてしばらく静止したかと思うと松潤は腹を抱えて笑い出した。

「何だよ~!俺は今大失恋をした身なんだぞ!」

『誰がだよ~アハハ!』

「俺しか居ないだろー!」

『あぁ~もう無理だ!ごめん相葉くん!面白いからリーダーと見物してたけどさ!もう俺は無理だわ!アッハハ!超おもしれぇ』

そこからの話はまるで夢物語で、俺は松潤の話だけじゃ、信じられず、大野さんにまで電話を取り次いで貰い説明を受ける事になった。

ニノが俺を好き?

ニノも俺が好き?

酔っ払いの悪ふざけじゃなかった

好きだからのキス  

俺のヤキモチのキスを拒まなかったのは怯えてたせいじゃなくて、好きだから身を任せた?

じゃあ

俺が最後に言った言葉は

ニノをどんなに傷つけたんだろう

リーダーとデキてんの?

関係ないね

ねぇニノ

お前どんな気持ちで…

酔いも覚める話が終わった頃、松潤の携帯が鳴った

さっきから何度かどこかへ連絡していたけど、相手はどうやらその人から

『あぁニノ?やっと繋がった!』

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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