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nino’s Book

泣くつもりなんかなかったのに、すっかり相葉さんと吉高さんのペースに巻き込まれた。

小さい頃のイジメっ子を思い出したじゃないか…。

2人して…

何だか本当に俺だけがバカみたいだ。

騙されたなんて誤解して…

相葉さんは俺が有名だから勝手に答えられなかっただけ…気遣って貰っておいて…

俺、超恥ずいじゃん…。

相葉さんにソファーに押し倒され、かえってきた温もりや匂いに目眩がしそうだった。

恥ずかしい事ばっかり真顔で言うもんだから堪らずこっちからキスをして唇を塞いだのが間違いの始まり。

相葉さんは…認めたくないけど…

こういう類いの事が…

凄く

…上手い。

「んぅぅ!…っぷは!ダメだっ!吉高さん戻ってくるんだからっ!ダメっ!」

俺は必死に抵抗するのに、相葉さんの胸元に突っ張った手に力が入らない。

耳たぶを甘噛みされながら

『抵抗する気…ありますか?』

なんて言うから、キッと睨み付けたら、上から見下ろした相葉さんは征服欲に支配されたみたいな顔で今にも舌舐めずりしそうだった。

ただタチが悪いのはその顔が堪らなくエロ過ぎた事。

いくら組み敷かれてるとはいえ、俺も男なんだよな…。

張り詰めるジーンズの前がキツくて仕方ない。

そこをフワっとあの長い指が撫でてくる。

「やめっ!よせっ!吉高さんがっ!」

『じゃあコレ…どうします?』

張り詰めたソコをキュッと掴まれ身体が跳ね上がる。

『すぐだから…ジッとしててくださいね』

相葉さんはズルズルと下がって俺のジーンズを少しだけ下げた。

勢い良く反り勃った熱が下着から弾かれるように飛び出して俺はビックリした。

「相葉さんっ!何するんだよっ!」

『ジッとしててくださいって言いましたよ』

グッと胸元を押され、ソファーに背中が逆戻りしてくっつく。

その瞬間だった。

生温かい口内に含まれる感覚。

舌先が先を舐めたかと思うとズルッと唇が俺自身を包みこみながら上下し始めた。

「くっ…はぁっ…あっいばさんっ!やめっ!」

ジュプ ジュプと唾液を溜めて音を立てる相葉さんは上目遣いに俺を見てる。

手を突いて上半身を起こすと、相葉さんがいやらしい事をする姿にブルッと身体が震えた。

「はぁっ…はぁっ…うっ!もうっ!やめろっ!」

ピチャッと粘着質な水音を立てて相葉さんが口からモノをだす。

『早くイカないと吉高さん帰って来ちゃうよ?もう、こんなにパンパンなんだから』

恥ずかしさに顔が真っ赤に染まるのを感じながらギュッと目を閉じた。

そうしたら、相葉さんがまた行為を再開し始める。

裏筋から這い上がってきた舌がクルリと先端を舐めて、グチュグチュと咥えこみピストンする。

ぶるぶるっと身体が震えて、相葉さんの頭を抱え込んで引き寄せた。

「うぅっ…っ!ん…はぁっ…はぁっ」

相葉さんの頭をソッと離す。

「で…出ちゃったんだけど…ぁ…あっ!ティッシュ!ティッシュ」

ジーンズを引き上げながら立ち上がると、相葉さんに腕を掴まれた。相葉さんは自分の口を指さし、喉仏を揺らした。

『んぅ…っ…飲んじゃったから…へへ』

ヘラッと笑う相葉さん。腕を掴まれてない方の手で俺は赤面しながら顔を覆った。

「しんっじらんねぇ…バカじゃないの、洗面所でうがいしろよ」

『大丈夫ですよ?二宮さんのだか』

「良いからっ!吉高さん戻ってくるから!早くっ!」

相葉さんは立ち尽くす俺の腕を離した。

クスッと笑って、ソファーから立ち上がると、洗面所に消えていく。

俺は掴まれていた部分を撫でながら深く溜息を吐いた。

「ハァ~…くそ……」

呟いてソファーに倒れ込んだ。身体が熱くてたまらない。

とんでもない恋愛を始めてしまったんじゃないだろうか…。

漠然と

そんな思い。

相葉さんを

…失くせないのは俺で、他の誰でもない。

こういうのを

依存と言うんじゃないかと

涙目で天井を仰いだ。

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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