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nino’s Book

流れで仕方ないのも分かってるし、俺は多分元々こっちの素質がある…!

と…思い込まざるを得ない。

すっかり火がついた相葉さんは俺の服を簡単に脱がせて身体中に愛撫してくれる。

イラストby manao

つまり、今日も俺が下…って流れは止められない。

どこに触れられても、何となく後ろが疼くように何かを求めているのは自分が1番良く分かっていた。

「あ、相葉さんっ…」

『二宮さん…二宮さんは…俺に挿れたい?』

鎖骨にキスをされ顔を上げた相葉さんは、このタイミングでまさかの確認。

「おまっ!絶対確信犯だよなっ!」

『いやっ!それはっ!ちが…は無くは…ないですけど』

シュンとする相葉さんが何だか可愛くて仕方ないなぁって笑みが溢れてしまう。

俺は多分、この人の何であっても、こうして許してしまうんじゃないかと苦笑いに変わった。

それから、相葉さんの手首を握って引っ張った。

『二宮さん?…ぁ…』

俺は相葉さんの手首を掴んだまま指先を口に含んだ。

唾液を絡めながら一本ずつ丁寧に指を舐めて行く。

相葉さんは目を細めて行為に浸る俺をジッと見ていた。それが余計に興奮を煽って…。

最後に中指に滴るほどの唾液を絡め囁いた。

「こいよ…」

『二宮さんっ…』

相葉さんはギリッと唇を噛んで一気に雄の顔をした。

俺の後ろに手を這わす。

俺が濡らした指が、迷わずゆっくり中に差し込まれる。

「くっ…ふっ…」

『苦しい?』

ギュッと目を閉じてぶんぶんと首を左右に振る。

瞼に唇が触れ、そっと目を開くと、相葉さんはもう俺の下半身まで下がっていた。

サラサラの髪が下腹部で揺れる。

堪らず髪に両手を差し込み優しく撫でた。

俺自身を口に含んだ相葉さんは動きを止めず卑猥な水音を立てる。

そして、意識がどこに集中して良いんだか分からない間に、後ろを解し続け、指の数はギチギチと増えた。

クイッと中で手前に曲げられた指先が前立腺をなぞる度に悲鳴が上がる。

我慢出来なくなるようなゾクゾクとした感覚が震えるように伝って、俺は足を突っ張らせた。

「やめっろっ!ちょ、なんかっ!変っ!」

『何?…イキそ?』

「ちがっ!あっ!あぁっ!やっ!」

ふきこぼれたのは…精子じゃない。

俺はおもらしでもしたんじゃないかと腹を撫でた。

『潮…ふいちゃったね…大丈夫、怖かったね』

快感で頭が真っ白になる。

胸が上下して荒くなった息を吸っている最中に唇を塞がれた。

「んぅっ…ぁ…はぁ…はぁ…んっ…ぁ…」

『エッロいんだよ、あんた…』

相葉さんは目を細めて俺の鎖骨を噛んだ。

「はぁっんっんぅ!」

『もっと鳴いていいよ』

俺の足を持ち上げ折り畳むとニヤリと片方の口角を持ち上げて笑った。

『丸見え…すげぇ…ヒクついてる。』

「悪趣味だっ!」

『綺麗ですよ?俺は…凄い興奮します』

グイっと掴んだ足を目一杯開いてきた。

「やめっ!相葉さんっ!ぁぁあっ!」

グリッと押し当てられた先端が唾液塗れのソコに埋まる。

グチュ…ゥ…グプッ…グチュ

ゆっくりゆっくり奥まで入り、またゆっくりギリギリまで引き抜くを繰り返し始め、

中の擦れる感覚が尋常じゃない快楽を連れて来る。

『気持ちぃ…はぁ…たまんない……すぐイキそうになるっ!んぅ!はぁ…っ…くっ…はぁ…』

中が何度も痙攣して、俺は泡でも吹くんじゃないかと思うほど身体がガクガクと高まった。

『後ろで何回もイクんだもん…可愛い…二宮さんっ…好き』

「るっ…せぇっ!…はぁ…っぁあっ!もうっ!ダメだっ!」

相葉さんは軽く髪を掻き上げた。

イラストby manao

汗がポタポタ腹に落ちてくる。

そして、あの悪魔みたいないやらしい目で、蔑むみたいに呟いた。

『俺、まだイッてないでしょ?ちゃんと、イカせて。二宮さんの…ここで』

ゾクっと身体が反応したのが最後だった。

上なのか、下なのか…

俺の身体は弄ばれるように自由に形を変えられ、揺さぶられ中を突き上げる相葉さんで、意識が薄れる程の快楽を与えられた。

『…ん…さん…に…二宮さ…ん』

痙攣する瞼が薄く開いて、その隙間から光りがチラチラ差し込む。

影が被さって、暗くなった瞬間、開き切った瞳に相葉さんの心配そうな顔がアップで映った。

「相葉さ…ん」

『あぁ…良かったぁ…』

ギュッと首に回った腕が小刻みに震えている。

『失神しちゃうんだもん…俺、調子に乗り過ぎちゃって…ごめんなさい』

「あぁ…そっか、俺、気を失ってたのか…」

ボンヤリ天井を眺めながら呟いた。

『はい…少しですけど…』

グズっと首に巻きついた相葉さんが鼻を啜る。

「馬鹿だなぁ、何も泣かなくったって…その…まぁ、アレなだけだし」

ガバッとベッドに手を突いて相葉さんが涙目で俺を見つめる。

『アレって…何ですか?』

「あ、いや…」

『なんなんです?教えて下さいよっ!凄い心配したんですよっ!』

「ぅゔ~…ったく…わかんだろっ!気持ち良過ぎたんだよっ!イキ過ぎてっ!馬鹿な事言わせてんじゃねぇよっ!っぅわぁっ!ちょっ!」

相葉さんはまだ俺の首にギュッと抱きつき、首筋に顔を埋めた。

俺は脱力しながらまた天井を眺め呟く。

「今度はなんだ…」

『……っつもうっ!!あなたって人はっ!!もうっ!マジでもたないです。…好きだぁ…俺、すげぇ…二宮さんが』

相葉さんの後頭部を撫でた。

彼はゆっくり顔を上げて俺を見下ろす。涙と鼻水が混じって男前が台無しだ。

「きったねぇ顔、フフ。」

相葉さんは苦笑いしながら鼻水を啜る。

『二宮さん…』

「なぁ…」

『はい…』

「和って…呼んでみ?」

『えっ!?』

「何?…嫌なの?」

相葉さんはブンブン首を左右に振る。

『嫌じゃないっ!嫌じゃないですっ!』

ジーッと彼を見上げる。

『か…和…』

「フフ…好きだよ、雅紀」

相葉さんはこの後

鼻血を出して、うずくまった。

イラストby manao

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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