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深呼吸して、部屋を出る。

頬をパチンとはたいて気合いも入れる。

手土産に何本かのビールとつまみを買ってお前が待ってる場所を目指す。

今日も何も変わらない。

いつもの俺と相葉さん。

それでいい。

ふざけあって、バカやって、俺を包んでくれるあったかい向日葵。

俺がちゃんと軌道修正するから。

あなたは何の心配もしないでよ。

俺とギクシャクするなんて、そんな理由はどこを探したってないんだから。

俺たちは変わらない、何も…何もだよ。

ピンポーン

相葉さんちのモニターフォンを押すと重厚なセキュリティーの扉が一つ開いた。

「こんばんは~ほら、おかわりの分」

玄関から出てきた黒目が大きな相葉さんの目にコンビニ袋を掲げて見せる。

『ニノちゃん気がきくねぇ~入って入って』

相葉さんは風呂上がりらしく、スウェットにトレーナー首からバスタオルを下げていた。

コンサート終わりでシャワー後の姿なんかしょっちゅう見てるのに、このプライベート空間で見るソレはいつもと違って見えるから辛い。だから相葉さんちに来るのしんどいんだよな…

『はい!ビール』

広いリビングのソファーに座った俺にキンキンに冷えたヤツが手渡される。

「ん、サンキュ」

相葉さんの手にある缶に俺の缶を当てる

さて、どの辺りから修正をかけるとしますか

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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