VS嵐 嵐様楽屋の文字

大野さんに引きずられるようにしてやってきた

『おまえさぁ、ただでさえ年末はバタバタ詰め込み撮り続くのに嵐で集まらないとでも思ってたのかよ』

あぁ!うっかり?すっかり?忘れて行動した俺がバカだったよ!

しかも俺、服も昨日のままだし相葉さんが覚えてるかなんて分かんないけど、確実に飛び出してから帰ってないのまでバレバレじゃん

どんな顔して会うんだよ

大野さんは楽屋の定位置につくとまた動かなくなった

その姿を見てまだ残りの三人の席が空席で良かったと溜息をつく

にしても…会わす顔がない

相葉さん、すっごいなんか言いたそうだったし、なんだったら、ちょっとキレ気味に俺の名前何回も呼んでたよな…

振り返る余裕なんてなかったけどさ…

あぁ~くそっ!

頭をグシャッと抱えてまるまった

バンってノックも無しに凄い勢いで扉が開く

まるまって脱力していた俺の身体が跳ね上がる

「あ、相葉さん」

相葉さんは明らかに怒ったような顔をしてこちらを見てる

ズンズン近づいてきて二の腕を強く引かれた

「ちょっ!相葉さん?ちょっと!!相葉さ」

『良いから!!来て!』

あまりの迫力にグッと押し黙ってしまった

引っ張られながら、局の廊下を突っ切り非常階段を登りだす。

少し暗くて凄く寒い

長すぎる足の歩幅に俺は引きずられながらついていく。

登りきった階の人気のないトイレに辿り着くと個室に押し込まれた

「ちょっと!マジで何?!!腕!痛いわ!!

バンと相葉さんの後ろ手にドアがしまって鍵がかかる音がする

ビックリしすぎてギョッとした顔を相葉さんに向けた

鍵、閉めなかった??

急に心臓が早鐘を打つように走りだす

「相…葉さん?」

相葉さんをソッと見上げる

目が合った瞬間

相葉さんの顔が近づいて

ビックリするくらい近づいて

大人の俺は今から何が起こるのかすぐ理解できた上で

身体が全く動かなくなった

柔らかい唇

角度を変えて二度、三度…

触れるだけの

ソッと離れて相葉さんは怒った顔のまま言った

『ニノが悪いんだよ!』

バタン

 相葉さんが出て行き、遠ざかる足音

何?!

何が?!

相葉さん?意味が分かんないよ!

ヘナヘナと全身の力が抜けて便座の上に座り混んで顔を覆う

指先がさっき触れた唇をなぞって

耳どころか全身が熱くなるのを感じた

今から収録だろ!!

相葉さん!これ一体何なんだよ!!

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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