ーリーダーとデキてんの?ー

俺は全身が冷たくなるのを感じた

血の気が引くってこんな感じなんだな

「相葉さん………て」

小さな小さな声しか出ない

声が    出ない

『ニノ?』

「……して……降ろしてっっ!!」

自分でもビックリするくらいの声が出た

相葉さんの顔は見てない

膝の上で握りしめた拳をぎゅっと握って

もう一度ハッキリ声にした

「止めてくんない?俺、降りるわ」

相葉さんを睨みつけると、チラッと俺を見て言った

『…そんでまたリーダーんとこ行くのかよ』

売り言葉に買い言葉ってこうやって始まんの

かな

相葉さんに言われてショックなはずなのに、こんな汚い想いを伝えられる訳もなくてどんどんから回る

「だったら何?相葉さんに関係ないよね!!」

相葉さんの車はいつのまにか俺のマンションに着いていた。

エントランスより少し外れた目立たない場所に停車して

大好きなその声は哀しみを孕んだようにも取れる声音で

俺を奈落に突き落とした

『関係…ないね……ごめん』

俺は無言で車を降りて走る

相葉さんの目はサラサラの髪に隠れて見えなかった

マンションのエントランスを抜け、エレベーターに乗り込んで玄関を開けて

嗚咽を殺して泣いた

玄関ドアが背中に冷たくて

ズルズルそのまま座りこんだ

 相葉さん 相葉さん 相葉さん!!

「うっ….!…っく…うぅっ!」

関係ない

俺たちは誰と付き合っていようと

関係ないんだよ

そんな初歩的な事

あなたの口から自分で言わせるなんて

再確認するなんて

ねぇ相葉さん  教えてくんないかな?

俺はこんなにもあなたが好きなのに

どうしてあなたは

そうじゃないの?

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です