どれくらい玄関で泣いてたんだろ

ヤバいな…これ目冷やさないと腫れそう

フラっと立ち上がってヨタヨタ冷蔵庫に保冷剤を取りにいく

手にしてソファーに身体を投げだす

「つっめた……もう…ヤダよ」

独り言が薄暗い部屋で沈んでいく

明日…仕事何時だっけ…

マネージャーに連絡しないと

携帯を手にして画面を見ると怖いくらいの着信が入ってた

仕事からマナーにしたままだったな

マナーモードを切り替えて画面をスクロールする

着信は大野さんと何故かJから交互にだ

なんか…あった?

仕事かな?

こういう時、出るのもかけるのも緊張する

とりあえずここは大野さんに

♪~

急な着信にビックリしつつも相手が大野さんで安心した

「もしもし?」

『お前なんで出ねぇんだよ~何回も鳴らしたんだぞ~』

困り顔が浮かんできそうな大野さんの声に不謹慎にも安堵する 

「ごめんね、何かあった?」

『何かあったのはおまえだろが!』

突然の叱咤にカッと記憶が蘇る

「なっ!何で!相葉さんから聞い」

話終える前に被せられる

『出所は相葉ちゃんじゃねぇよ。心配すんな。』

じゃあ一体…

あ…もう1人の着信

もしかして潤…くん?

『お前には俺が居たみたいに、相葉ちゃんにも松潤がいたんだよ』

急に目の腫れがズキズキ痛み出した

意味がいまいち分からない

俺にあなたが居てアイツには…潤くん?

『お前さぁ…もう逃げんなよ』

大野さんの言葉が酷く胸を締め付けた

「俺、みんなに迷惑かけられないよ」

『迷惑?』

「こんな想いに…相葉さんを巻き込んじゃいけないんだ。俺さ、リーダー…」

『ん~?』

優しい声。

「相葉さんも大好きだけど、嵐も大好きだから…俺、嵐の1番のファンだし…1番近くで嵐が見れなくなっちゃったら勿体ないじゃない?」

『んふふ…だなぁ。でもニノ…俺は嵐も大事だけど、お前も大事なんだよ。とにかく松潤に連絡してくれ。全部それで分かるはずだ。

お前ら本当めんどくさいのね、んふふ』

電話は一方的に切れた

部屋は既に真っ暗で

携帯の画面だけがボンヤリと俺を見つめてた。

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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