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あなたが悪いんだよ…。

俺はそっと首筋に唇を這わせ…ゴソゴソと下へ下がって行く。

ジーンズからまだ勃ち上がってない熱を手にして、口内に含んだ。

グチュ グチュっと唾液を絡めると、相葉さんは俺の頭を熱に向け引き寄せる。

『ぅ…ハァ…美羽…気持ちいい…くっ…』

髪を撫でられながら、俺は口の中で膨らむ熱に舌を這わせ吸い付いた。

相葉さんの味。

まさかこんな幸運…

どうか…気づかないで…

『美羽っ…イクッ…ぅ!ハァァ…ハァ…』

俺は口の中の白濁を味わいながら飲み込んだ。

自分の下着の中が…

ベタベタする。

相葉さんのをしゃぶりながら、ダラダラと我慢汁を垂らした挙句、一緒に達してしまったせいだ。

冷たくて、張り付いて、気持ち悪い。

なのに酷く…

気持ちいい。

俺はそのまま寝室を出た。

相葉さんはイッたまま眠ってしまったに違いない。

夢か、夢精か、判断する材料さえないくらい吐き出された白濁は綺麗に舐め取った。

きっと、夢だと思うだろう。

俺はリビングに書き置きをして部屋を出た。

外は冷んやり冷たい空気。

口の周りから、相葉さんの精子の香り。

堪らない興奮が襲う。

手の平で口の周りに残った白濁をむちゃくちゃに顔に塗り広げた。

「ふふ…ふふふ……ハハ、ハハハ…あははは!ぅ…ぅゔ…くっ……うっぅゔ」

酷く興奮して…

それでいて、酷く悲しい。

寂しい。

相葉さんは俺を感じたわけじゃない。

相葉さんは…ただ寝ぼけて…

ただ、あの女を思って達しただけ。

両手はいつしか顔面を覆って、泣き崩れるようにうずくまった。

幸せで、悲しくて、寂しい。

相葉さんが好きで

悲しくて…

寂しい。

俺はどうしてこんなに…

苦しいんだろう…。

著者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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