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「あっ!んっ…ぅゔっ…はぁっん!」

「なぁ…ハァッ…名前でっ呼べよっホラッ…くっ…潤って…ハァッ…ハァッ…呼べよ」

俺の上で滑らかに腰を振りながら熱っぽい声で呟く。

乱れた息はもう、長い時間俺の中を掘っている事を突き付けてくる。

「じゅっぁあっ!潤っ!はぁっんぅっ!もっ…ダメッ!ダメっ!」

「あぁっ!すげぇっ…良いっ…中、トロトロじゃんっ…俺もうイキそう」

「んぅっ!あぁっ!!」

激しく打ち付ける腰に悲鳴にも近い声が漏れる。

ローションはグチュグチュと白く泡立ち、挿し込まれるたびに溢れ出る。

一段と激しい腰の動きに絶頂に達するのを感じると、何の背徳感なんだろう…俺まで興奮してしまってあっという間に果てた。

ベッドで脱力する二人。

松本さんの腕は横になる俺を後ろから抱きしめた。

「なぁ、俺たち…付き合おっか?」

言葉は軽いのに、何故か重みを感じて頭を左右に振った。

耳に噛みつかれる。

「っんっ!いったいよ…」

「相葉くん?」

「だから…違うってば…」

「ふぅん…じゃあ、付き合おうよ。カラダの相性、悪くなかったじゃん」

俺はゴソゴソと松本さんの方へ身体の向きを変えた。

「あなたに相応しくないって言ってんの。分かってよ。」

松本さんはジッと俺を見つめて、黙って胸元に頭を引き寄せた。

心音がダイレクトに耳に響く。

「俺さ、振られるの慣れてないんだわ…本気になりそう」

髪に口づけられて耳に入る心音に目を閉じた。

久しぶりのSEXは絶品で…松本さんと付き合うのは決して悪い話なんかじゃない事は誰が聞いても確かだった。

「松本さんは冗談が過ぎるよ…」

俺はそう呟いて、引き寄せられた胸元に口づけた。

人肌が温かくて、冷たく鈍い銀色の鍵を思い出すと…

知らぬ間に涙が流れていた。

投稿者

ninon

オリジナルの小説を書いていきます。 嵐さんの大ファンです。 黄色を愛でる幸せに生きています。 二宮和也Addiction... どうぞよろしくお願いいたします。 尚、このブログ作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ございません。

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